▽レアル・マドリーは10日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)がユベントスに移籍したことを発表した。なお、移籍金は2年分割の1億ユーロ(約130億円)で、セリエAレコードとなり、契約期間は2022年6月30日までの4年間とユベントスが明かしている。年俸は3000万ユーロ(39億円)と報じられている。
▽2009年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに加入したC・ロナウドは、レアル・マドリーで公式戦438試合に出場して451ゴール131アシストを記録。チャンピオンズリーグ4度の優勝、リーガエスパニョーラ2度の優勝、コパ・デル・レイ2度の優勝、クラブ・ワールドカップ3度の優勝に貢献した。
▽そのC・ロナウドのユベントス移籍についてレアル・マドリーは次のような声明を出している。
「本日、レアル・マドリーは世界最高の選手であることを証明するとともに、世界のサッカーシーンで最も輝かしい時代を築いたクリスティアーノ・ロナウドに対し、感謝の意を示す。彼が在籍していた9シーズンで獲得したタイトルはもちろん、彼の献身性、勤勉さ、責任感、タレント性にこそ感謝を表したい。彼はレアル・マドリーで公式戦438試合に出場して451ゴールを記録した。そしてCL優勝4度など、計16個のタイトル獲得に貢献してくれた。また、バロンドールを4度、ゴールデンブーツを3度取った。レアル・マドリーにとって、ロナウドは次の世代のためのシンボル的な存在となる。レアル・マドリーはロナウドにとって常にホームであり続ける」
via http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=320115
・C・ロナウドがレアル・マドリーに感謝の声明「最も幸せな時間だった」
▽10日、9年間在籍したレアル・マドリーを離れ、ユベントスへの移籍が決まったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(33)がレアル・マドリーに感謝の声明を送っている。
▽レアル・マドリーの公式サイトに記載されたC・ロナウドのコメントは以下の通り。
「レアル・マドリーで過ごした月日は僕の人生にとっておそらく最も幸せな時間だったと思う。クラブ、マドリッドの街にとても感謝している。受け取った愛情に対し、感謝したい」
「でも、今は新たなステージを開く時が来たと感じた。それでクラブに移籍を受け入れるようお願いした。サポーターには僕の考えを理解してくれることを願っている。彼らは9年間、ずっと素晴らしかった。楽しい9年間を過ごせた。レアル・マドリーはプレッシャーの強いクラブだ。でも、そのおかげでエキサイティングに過ごせたよ。ここで楽しんだサッカーを決して忘れない」
「チームメートとはピッチの内外で素晴らしい関係を築くことができた。そして温かいサポーターと共にここ5年で4度のチャンピオンズリーグ優勝を経験することができた。個人としてもバロンドールを4度、ゴールデンブーツを3度取れて満足している」
「今は新しいサイクルが来てここを去るが、僕はどこにいてもレアル・マドリーと共にある。みんなにはありがとうと伝えたい。9年前、サンチャゴ・ベルナベウで言ったように『アラ・マドリー』と言ってお別れだ」
via http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=320120
・C・ロナウドの移籍金153億円は何位? 歴代トップ5がすべてこの1年以内という異常事態
大注目だったクリスチアーノ・ロナウドのユベントス移籍が正式に決まった。
移籍金は1億1700万ユーロ(約153億円)。稀代のスーパースターにしてプレーに衰えは微塵も感じられず、広告効果も絶大だ。それにしても、33歳という年齢を考えれば破格の金額だろう。C・ロナウドはいまから9年前、24歳の時にマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリーに移籍したが、その際の移籍金は9400万ユーロ(約123億円)で当時最高額だった。今回の額面はそれをも上回ったのである。
昨今のトランスファー市場において、移籍金は高騰の一途を辿っている。下記に示したのは移籍金額の歴代トップ10だが、上位5例がこの1年間で取り引きされたメガディール。とりわけパリ・サンジェルマン、ユベントス、バルセロナ、R・マドリーの4クラブがメインキャストとなっているのが分かる。さらに範囲を過去2年に広げると、10件中7件。もはや1億ユーロ(約130億円)を超えてこないと驚かないのだから、こちらの感覚もマヒしてきている。
今回のC・ロナウドの移籍金は歴代4位に食い込んだ。今夏はまだこのあともエデン・アザール、ネイマール、キリアン・エムバペなどの周辺が賑やかで、とんでもないメガディールが成立する可能性もある。ワールドカップ閉幕とともにヒートアップしそうだ。
via http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=43826■歴代移籍金ベスト10は以下の通り。
1位:ネイマール 2億2200万ユーロ(約289億円) パリSG←バルセロナ(2017年)
2位:キリアン・エムバペ 1億8000万ユーロ(約235億円) パリSG←モナコ(2018年)
3位:フィリッペ・コウチーニョ 1億2500万ユーロ(約163億円) バルセロナ←リバプール(2018年)
4位:クリスチアーノ・ロナウド 1億1700万ユーロ(約153億円) ユベントス←R・マドリー(2018年)
5位:ウスマンヌ・デンベレ 1億1500万ユーロ(約150億円) バルセロナ←ドルトムント(2017年)
6位:ポール・ポグバ 1億500万ユーロ(約137億円) マンチェスター・U←ユベントス(2016年)
7位:ガレス・ベイル 1億100万ユーロ(約132億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
8位:クリスチアーノ・ロナウド 9400万ユーロ(約123億円) R・マドリー←マンチェスター・U(2009年)
9位:ゴンサロ・イグアイン 9000万ユーロ(約117億円) ユベントス←ナポリ(2016年)
10位:ネイマール 8820万ユーロ(約115億円) バルセロナ←サントス(2013年)
・「歴史に名を刻みたい」…C・ロナウド、ユヴェントス入団会見で抱負
16日、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユヴェントス入団会見を行った。イギリスメディア『スカイスポーツ』や米メディア『ESPN』など複数メディアがその模様を伝えている。
2009年から9年間、レアル・マドリードでチャンピオンリーグ3連覇など数々のタイトルを獲得してきたC・ロナウドは今月10日、ユヴェントスへの移籍を決めた。そして16日にトリノに到着した同選手は、ユヴェントスの選手としての最初の会見に姿を現した。
33歳でも世界最高の選手として圧倒的なパフォーマンスを見せ続けるC・ロナウドは、セリエA王者を移籍先に選んだ理由は簡単だったと語っている。
「僕くらいの年齢の選手は、カタールや中国によく行くが、今回この素晴らしいクラブに来ることができて僕はとても幸せだ」
「ユヴェントスに加わるのは、簡単な決断だった。イタリアの素晴らしいクラブであり、世界でも最高のクラブのひとつ。勝利を積み重ねてきた監督と会長もいるね」
「僕はまだまだ若いし、いつでもチャンレンジを求めている。常にチャレンジのために準備しているんだ。いままでのクラブのようにうまくいくと確信している。自信があるよ」
レアル・マドリード退団についてコメントを求められると同選手はこう答えた。
「レアル・マドリードから離れたことを今全く悲しんでいない。僕はこのビッグクラブに加入できてとても幸せだ。ここには新しいチャレンジのために来た」
「キャリアのこの段階で、このようなビッグクラブに加入できることは非常に幸せだよ。チャンスを与えてくれたユヴェントスに感謝している。これは僕の人生の新たなステージで、ここでのスタートを切れることを待ちきれない」
そして、ユヴェントスでの自身の意気込みを次のように話した。
「僕は野心的な選手だ。居心地のいい場所にとどまって、過去の成功を振り返るつもりはない。常に集中して前を向き、トレーニングで努力を続けて再びトッププレーヤーであることを証明したい」
「マンチェスター・Uやレアル・マドリードでそうであったように、ユヴェントスの歴史に自分の名前を刻みたいんだ」
「ここに来た理由はバケーションではない。このクラブの歴史に名前を残すためだ。それに僕にとってこれはキャリアアップだ。クラブと4年契約を結んだから、ユヴェントスとともに多くのトロフィーを獲得できることを願っている」
次に、今季のチャンピオンズリーグ(CL)レアル・マドリード対ユヴェントスの一戦でオーバーヘッドを決めたときにユヴェントスのサポーターから大喝采を受けたことを振り返った。
「(チャンピオンズリーグでのオーバーヘッドで)スタンディングオベーションを受けたことは、僕にとって驚くべき瞬間だった。これから新しい冒険を始めるにあたり、ファンを喜ばせるためのモチベーションだ」
また続けて、ユヴェントスでのCL制覇に向けた意気込みを語った。
「チャンピオンズリーグは全てのクラブが勝ち取りたいと思うタイトルであり、最近惜しいところまで行ったユヴェントスも例外ではない」
「勝つのが難しい大会だが、このチームが成功するためにベストを尽くすよ。このクラブに幸運をもたらせることを願っている」
最後に、チーム合流の時期や、開幕戦への出場意思などを明かした。
「トレーニングには7月30日に合流し、セリエAの開幕戦に出場したいと思っている。待ちきれないし、高いモチベーションがある。全てのトロフィーに向けて戦うつもりだ」
個人としても6季連続CL得点王になるなど輝かしい実績を残してきたC・ロナウド。レアル・マドリードでの9シーズンで通算438試合451得点を記録した“怪物”のユヴェントスでの活躍が待ち遠しい。
via https://www.soccer-king.jp/news/world/ita/20180717/794798.html