・イングランド:30分 ハリー・マグワイア30’、デレ・アリ59’
・イングランド、28年ぶり4強!またもセットプレーからスウェーデンの牙城崩す
ロシア・ワールドカップ準々決勝が7日に行われ、スウェーデン代表とイングランド代表が対戦した。
スウェーデンはDFミカエル・ルスティグが出場停止。それ以外は万全の状態で、エミル・フォルスベリ、マルクス・ベリといった選手が先発入りした。
一方、イングランドはジェイミー・バーディーが負傷によって起用できない見込み。しかし、先発メンバーは変わらず、コロンビア戦と同じ11人で挑んできた。
試合はスウェーデンがイングランドにボールを持たせる展開。イングランドの外からのクロスには高い壁で跳ね返し、チャンスを作らせない。
それでも、イングランドを救ったのはまたもセットプレー。30分、コーナーキックからアシュリー・ヤングが高いボールを入れると、ハリー・マグワイアが高い打点のヘディングで叩きつけ、ネットを揺らした。
先制したことでややバランスの崩れたスウェーデンにイングランドが襲いかかる。ラヒーム・スターリングのスピードを活かして、1本のパスでチャンスを作り出すが、スターリングのシュートは枠を捉えられず。それでもイングランドが貴重な1点を奪って前半を終える。
後半開始早々、スウェーデンがスローインの流れから決定機。左サイドからのクロスにベリが頭で合わせるが、ジョーダン・ピックフォードがビッグセーブ。スウェーデンは千載一遇の好機を生かせない。
すると59分、イングランドが左右の揺さぶりから最後はジェシー・リンガードのクロスをデレ・アリが頭で押し込み、追加点を挙げる。
ゴールの後には再びピンチが訪れるイングランド。スウェーデンが右サイドからクロスを上げて人数をかけると、最後はビクトル・クラーソンがワンタッチでゴール左を狙うが、ピックフォードが片手でセーブし、またもイングランドを救う。
さらにスウェーデンはGKのロングボールから前線で競り勝つと、最後はクロスからベリがボレーで狙う。しかし、これもピックフォードが指先でわずかに触り、ボールをゴール上へかき出す。
結局、イングランドは最後まで失点を許さず、2-0で勝利。スウェーデンを下して4強にコマを進めた。
イングランドが準決勝まで勝ち進んだのは1990年のイタリア大会以来。当時は準決勝で西ドイツにPK戦の末敗れているが、1966年以来の優勝を目指し、決戦へと臨む。
via:goal.com
・ハイライト
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