バルセロナは29日、今季までアスレティック・ビルバオを率いていたエルネスト・バルベルデ氏(53)の新監督就任を発表した。契約期間は2年となり、同氏は6月1日に就任会見に出席する予定だ。
29日に公式会見に出席したバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、バルベルデ氏の新監督招へいに際して以下のようにコメントしている。
「私はエルネスト・バルベルデと個人的に話し合い、我々の決定を伝えた」
「彼はそれに対して、非常に興奮して満足していると言っていたよ。バルセロナの監督を務めることは、大きなチャレンジだとも話していた」
「なぜ、我々が彼を選んだかということに関して、我々は彼の能力、知識、経験をよく理解している」
「彼は同様にユースカテゴリーのフットボールを愛し、バルセロナと共通した特別なスタイルを持っている。同じように彼は我々と近いフィロソフィーを持ち、共通したトレーニング方法を持っているんだ」
今シーズン、コパ・デル・レイ3連覇を果たしたものの、リーグ戦を2位、チャンピオンズリーグをベスト8で敗退したバルセロナは、シーズン途中にルイス・エンリケ前監督(47)の今季限りでの退団を発表していた。そして、クラブOBやリーガエスパニョーラ経験者を中心に、多くの後任候補が噂された中、クラブが選択したのは、1988~1990年に選手として在籍していたバルベルデ氏だ。
バルベルデ氏は、現役時代にストライカーとしてエスパニョールやバルセロナ、ビルバオなどスペインの複数クラブでプレー。引退後は指導者のキャリアをスタートさせ、ビルバオ、エスパニョールやオリンピアコス、ビジャレアル、バレンシアの監督を歴任してきた。
2013-14シーズンにビルバオの指揮官に復帰したバルベルデ氏は、2015-16シーズンの開幕を告げるスーペル・コパで、バルセロナを2戦合計5-1で破り、同クラブにタイトルをもたらした。また、今シーズンのリーガエスパニョーラでは19勝6分け13敗の7位でシーズンを終え、同クラブに来シーズンのヨーロッパリーグ予選出場権をもたらしていた。
なお、バルセロナはバルベルデ氏と共にホン・イニャキ・アスピアス氏がヘッドコーチ、ホセ・アントニオ・ポサンコ氏がフィジカルコーチとしてスタッフ入りすることを併せて伝えている。
via http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=278177
・バルセロナの新監督を紹介:uefa.com
・バルサ新監督バルベルデとは何者。バスクで磨いたクライフイズム。
http://number.bunshun.jp/articles/-/828240
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https://matome.naver.jp/odai/2147965451244718301