卓球の世界選手権団体戦最終日は6日、クアラルンプールで決勝が行われ、男女そろって決勝に進んだ日本はともに世界ランキング1位の中国に0-3で敗れた。日本男子は1977年バーミンガム大会以来、39年ぶりの銀メダル。女子は2大会連続の準優勝。
中国の男子は8連覇、女子は3連覇を遂げた。
日本女子は、1番手の福原愛(ANA)が世界ランク1位の劉詩※(※雨カンムリに文)に0-3で敗れ、石川佳純(全農)は同7位の李暁霞に逆転負け。伊藤美誠(スターツ)も同2位の丁寧に屈した。
日本男子は水谷隼(ビーコン・ラボ)が世界3位の許★(★日ヘンに斤)に、続く吉村真晴(愛知工大)が同1位の馬竜にストレート負け。大島祐哉(早大)は同4位の張継科に1-3で敗れた。 [2016.03.06]
via http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2016030600117&m=rss
・日本女子 45年ぶり優勝ならず、また銀“完全アウェー”で完敗
卓球の世界選手権団体戦最終日は6日、クアラルンプールで決勝が行われ、世界ランキング2位の日本女子は同1位の中国と対戦。0―3で敗れ、1971年名古屋大会以来45年ぶり優勝には届かず2大会連続の銀メダルとなった。中国は3連覇。
この日の会場は多くの中国人応援団が押し寄せた。決勝はコートレベルに特設席が設置。約1800席あるその新設座席と、もともとある2階より上にある席が赤と白の服を着た人々で埋まり完全アウェーでの試合となった。
試合は1番手の福原愛(27=ANA)が劉詩ブンと対戦、世界4位と1位が顔を合わせたが第1ゲームから6連続ポイントを許す厳しい展開、簡単に2ゲームを奪われ、第3ゲームこそ粘ったが劉の底力に屈した。
2番手には石川佳純(23=全農)が登場、ロンドン五輪金の李暁霞と対戦した。石川は第1ゲームでいきなり4ポイントを先行して流れをつかむと、その後も鋭い攻めがさえわたり李から2ゲーム先取したが、李も意地を見せ第3、4ゲームを連取、最終ゲーム中盤までは一進一退の攻防となったが李に突き放された。
後のなくなった日本は3番手に伊藤美誠(15=スターツ)が登場、世界女王の丁寧と対戦。強豪相手にも臆することなく挑んで第1ゲームを先取したが、第2ゲーム以降は丁寧の多彩な攻めに徐々にリードを広げられ、3連続で奪われて敗れた。
via http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/06/kiji/K20160306012166530.html
・日本男子、女子に続き中国に完敗も39年ぶり銀メダル
卓球の世界選手権団体戦最終日は6日、マレーシア・クアラルンプールで行われた。77年バーミンガム大会以来39年ぶりに決勝進出を果たした世界チームランキング3位の日本男子は、同1位の中国と対戦。だが、王者の壁は厚く0―3のストレート負けを喫した。中国は8連覇を飾った。
4大会連続銅メダルと、はね返され続けてきた準決勝の壁を乗り越え進んだこの日の決勝。69年ミュンヘン大会以来47年ぶりの金メダルを目指したが、あと一歩届かなかった。
1番手で許シンと対戦した水谷隼(26=ビーコン・ラボ)は、第1ゲームの立ち上がりで3連続ポイントを奪われるなど劣勢。6―11で落とすと、第2ゲームは8―11。第3ゲームも粘りを見せながら8―11で落とし、ストレート負けを喫した。
2番手で登場した吉村真晴(22=愛知工大)は馬龍に対し3―11、8―11、6―11で敗戦。
追い詰められた日本。それでも3番手・大島祐哉(22=早大)がロンドン五輪金メダリストの張継科を相手に意地をみせた。第1ゲームを11―9で先取。その後は3ゲームを連取され敗れたが、大舞台で成長の跡を残した。
via http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2016/03/06/kiji/K20160306012167250.html