◇バルセロナ×マンC
・バルセロナ:イヴァン・ラキティッチ31’
・アグエロPK失敗…バルサがラキティッチ弾でシティを退け8季連続でベスト8進出
18日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、バルセロナ対マンチェスター・シティの一戦は、ホームのバルセロナが1-0で勝利した。この結果、バルセロナが2試合合計スコア3-1でベスト8進出を果たしている。
ブスケッツを負傷で欠くバルセロナは、アンカーにマスチェラーノを据え、センターバックにピケとマテューを起用。一方、シティは出場停止明けのヤヤ・トゥーレが先発に名を連ねた。
敵地で行われたファーストレグを2-1と制したバルセロナは、過去アウェーでの1stレグで勝利収めた場合、35戦中33戦ラウンド突破を決めている。さらに、イングランドのチームを本拠地カンプ・ノウに迎えた試合においては、29戦16勝11分け2敗という強さを発揮してきた。
バルセロナは、序盤からネイマールが軽快な動きを見せる。まずは4分、左サイドで1対1となったサニャを抜き去り、チャンスをつくる。その2分後には、高い位置でコンパニからボールを奪ったD・アウベスからのパスを受け、ポスト直撃のシュートを打ち、存在感を放った。
シティに最大のチャンスが訪れたのは13分だった。Y・トゥーレが右サイドを破り、速いグラウンダーのクロスを送る。中央でミルナーが飛び込んだが、滑ってしまいうまくシュートすることはできなかった。
シティが決定機を逃すと、流れは再びバルセロナに。31分、カウンターを仕掛けてメッシが右サイドを前進。背番号10のアーリークロスを受けたラキティッチが胸トラップからループシュートを沈め、均衡を破った。ラキティッチは以前所属していたシャルケとバルセロナでCL19試合に出場して初得点を記録している。
先制で気を良くしたバルセロナは37分にメッシがミルナーを股抜き。観衆からは「メッシ」コールが沸き起こる。さらに43分、ネイマールのパスからスアレスが裏に抜け出す。ハートを破ったかに見えたシュートはポストに嫌われ、前半のうちにシティを仕留めるには至らなかった。
1点ビハインドで前半を終えたシティは。それだけでなく15分にフェルナンジーニョ、19分にコラロフ、26分にシルバ、35分にナスリにイエローカードが出され、前半だけで4枚の警告を受けた。
シティは後半開始からナスリに代えてナバスを投入。サイド攻撃を強化する。56分には、GKテア・シュテーゲンがペナルティーエリア外に出てクリアを試みたところでアグエロがボールを奪ったが、アグエロのシュートはカバーに入ったピケに跳ね返された。
前半ほど攻撃の姿勢を見せないバルセロナだが、“トリデンテ”がチャンスメークしていく。62分にL・スアレス、64分にメッシがペナルティーエリアに入るが、L・スアレスのシュートは左に外れ、メッシはハートを抜こうとするもセーブに遭った。
シティは72分、Y・トゥーレを諦めてボニーをピッチに送り込む。すると77分、アグエロがペナルティーエリア内でピケとマスチェラーノに挟まれる形で倒されてPKを獲得。倒されたアグエロがそのままキッカーに。同点にしてラウンド突破に望みをつなぎたかったが、テア・シュテーゲンがこのPKをストップしてシティの勢いを断ち切った。
バルセロナは79分にD・アウベスがイエローカードを受けて次戦を累積警告で欠場することになった。
バルサはハートの再三の好守で1点のみにとどまったものの、ホームで盤石の勝利を収め、8シーズン連続でベスト8に進出している。
via:goal.com
・ハイライト
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・「異次元」だったメッシ タッチ集
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・マンC ・ジョー・ハートがシュート10本セーブ(今シーズン最多記録)
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・マンチェスター・C敗戦もGKジョー・ハートが神セーブ連発で英国紙は大絶賛!
http://matome.naver.jp/odai/2142673215685204601
・uefa.com
・sky sports
・ESPN
・whoscored.com
・1点差ゲーム、バルサ対マンCは本当に僅差だったのか? データから見える圧倒的なバルサの強さ
http://www.footballchannel.jp/2015/03/21/post78032/
◇ドルトムント×ユベントス
・ユベントス:カルロス・テベス 3’、79’ 、アルバロ・モラタ70’
・テベスが2G1A、ユーヴェがドルトムントに完勝でCL8強へ
18日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦セカンドレグ、ボルシア・ドルトムント対ユヴェントスの一戦は、3-0でアウェーのユヴェントスが勝利し、2試合合計5-1でベスト8進出を決めた。MF香川真司はベンチ入りしたが、出場機会はなかった。
敵地でのファーストレグを1-2で落としたドルトムントは、2列目にロイス、ムヒタリャン、カンプルを起用。対するユヴェントスは、ペレイラをトップ下に置く4-3-1-2でスタートした。
失点せずにゴールを奪えば逆転突破のドルトムントだが、開始早々にプランは崩れる。3分、ペナルティーエリア外、やや左の位置でボールを持ったテベスに、ワンステップから鋭いミドルシュートを決められた。先制を許したドルトムントは、最低でも2点が必要となる。
圧倒的に有利な立場に立ったユヴェントスは、ドルトムントにボールだけ持たせて確実にゲームをコントロール。15分には逆にリヒトシュタイナーの強烈なミドルシュートが再びヴァイデンフェラーを襲う。
順調に時間を経過させていくユーヴェだが、26分にアクシデント。ポグバが太もも裏の筋肉を痛め、続行不可能となる。アッレグリ監督はバルザーリを投入し、3バックに変更した。
10分ほどユーヴェを押し込む時間帯もあったドルトムントだが、決定機をつくるには至らず。ゴールがないまま前半を終える。
クロップ監督は後半開始からシュメルツァーに代えてキルヒを投入。だが、ブンデスリーガで2試合連続スコアレスドローのドルトムントは、イタリア王者の守備を脅かせない。51分にはユーヴェのCKからカウンターを発動し、ムヒタリャンが前線まで運ぶが、バルザーリの対応で止められる。
逆にユーヴェは50分と56分、カウンターから最後はモラタの決定機をつくる。だが、シュートはヴァイデンフェラーに阻まれた。
クロップ監督は63分に2枚替え。ムヒタリャンとベンダーに代え、ラモスとブワシュチコフスキを入れる。香川はファーストレグに続いて出番がなかった。
どうにかしたいドルトムントは、67分にスボティッチがロングシュート。ディフレクトしたボールが良いコースに飛ぶが、わずかにポストの横にそれる。
70分、勝負が決まる。マルキージオのダイレクトパスでオフサイドラインを破ったテベスが抜け出し、ヴァイデンフェラーと1対1になると、背番号10は冷静に左へパス。フリーのモラタがガラ空きのゴールに流し込み、2-0とした。
78分にモラタを下げたユーヴェは、その1分後にペレイラのアシストから再びテベス。ワントラップからの右足シュートでドッピエッタ(2得点)を達成する。2ゴール1アシストのテベスは、その直後にペペとの交代でベンチに下がった。
アウェーで3-0と快勝したユヴェントスは、2年ぶりのベスト8進出。一方のドルトムントは、3年ぶりに欧州8強の座を逃した。
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・テベス3’の弾丸シュート
・テベス74’のドリブル
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◇CLベスト8決定…スペイン勢最多&仏躍進
国別ではレアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、バルセロナの3チームが残ったスペインが最多。パリ・サンジェルマンとモナコが勝ち上がったフランス勢が5シーズンぶりに8強に2チームを残した。
一方でイングランド勢はチェルシー、アーセナル、マンチェスター・Cがそれぞれ敗れ、姿を消した。イングランド勢がベスト16までで全て敗退するのは2シーズンぶり。ドイツ勢もシャルケとレヴァークーゼン、ドルトムントが敗退となり、残ったのはバイエルンのみとなった。・・・
via http://www.soccer-king.jp/news/world/cl/20150319/292703.html
■チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦結果
◎パリ・サンジェルマン 3-3(1-1、延長2-2) チェルシー ※アウェーゴール
マンチェスター・C 1-3(1-2、0-1) ◎バルセロナ
レヴァークーゼン 1-1(PK2-3)(1-0、0-1) ◎アトレティコ・マドリード
◎ユヴェントス 5-1(2-1、3-0) ドルトムント
シャルケ 4-5(0-2、4-3) ◎レアル・マドリード
シャフタール 0-7(0-0、0-7) ◎バイエルン
アーセナル 3-3(1-3、2-0) ◎モナコ ※アウェーゴール
バーゼル 1-5(1-1、0-4) ◎ポルト
■準々決勝進出チーム
<スペイン>
レアル・マドリード、アトレティコ・マドリード、バルセロナ
<フランス>
パリ・サンジェルマン、モナコ
<ドイツ>
バイエルン
<イタリア>
ユヴェントス
<ポルトガル>
ポルト