◇「異次元!規格外!大谷が日本最速162キロ、しかも2度!/球宴
高校時代からの最大のライバルとの先発対決。そして1イニング限定のリラックスした雰囲気。162キロの要素はさまざま考えられるが、16日に先発し、プロでは未経験の中2日での登板でも“結果”を残せるのが、やはりスターたるゆえんだ。
負けず嫌いも球速に反映する。プロ入り最速の160キロをマークした6月4日の広島戦(札幌ドーム)。最速160キロ右腕と注目されてプロ入りしただけに、翌日のロッカールームでチームメートに「160キロ出してやりました」と胸を張った。162キロは、花巻東高時代からの夢だった。入学時は体重60キロ台ながら最速は140キロ。「高校時代に160キロを出して、プロで日本最速を出す」と自らに課した。2年連続の球宴出場で自己主張もできる格好の舞台。「きょうはスピードだけを出しにいっていた」と豪語した。
レギュラーシーズンでは前半で9勝(1敗)。目標に掲げる2桁勝利にも王手をかけている。後半戦初登板は、25日からの楽天3連戦(コボスタ宮城)の見込みだ。「この経験を生かして、頑張っていきたいです」。チームは首位オリックスに6・5ゲーム差の3位。夏の思い出を胸に刻み、速さとともに満願成就の「日本一」の夢もかなえる。(中田愛沙美)
via http://www.sanspo.com/baseball/news/20140720/fig14072005070002-n3.html
http://rocketnews24.com/2014/07/19/467589/