・ドイツ : マリオ・ゲッツェ 113’
・ハイライト
・マリオ・ゲッツェの決勝点113’
・延長後半にゲッツェ弾! ドイツがアルゼンチンを沈めて24年ぶり4度目の優勝
アルゼンチン、24年前と同じ相手に泣く
13日(現地時間)に行われたワールドカップ(W杯)決勝、ドイツ対アルゼンチンの一戦は、1-0でドイツが勝利し、1990年イタリア大会以来となる24年ぶり4回目の優勝を飾った。
準決勝でブラジルを7-1と粉砕したドイツは、試合前のウォームアップでケディラが負傷。クラマーがスタメンに名を連ねた。一方、PK戦の末にオランダを沈めてファイナルに進んだアルゼンチンは、準決勝と同じメンバー。ディ・マリアはベンチスタートとなり、ペレスが再び先発する。
ドイツがボールを保持し、アルゼンチンが速攻を狙う中、最初に大きな決定機が訪れたのは21分。クロースが不用意に頭で後方へ戻すと、これが守備ラインの裏に残っていたイグアインへの絶好のパスとなってしまう。だが、GKノイアーと1対1になったイグアインは、シュートを決められず。ポストの横へと外してしまった。
アルゼンチンはさらに28分、ラベッシの右からのクロスに、再びイグアイン。今度は確実に左足で合わせ、ネットを揺らしたが、今度はオフサイドのホイッスル。先制点を決めたと思い、喜びを爆発させたイグアインは落胆をあらわにする。
ヒヤリとしたドイツは、32分にアクシデントも。早い時間帯にガライと接触し、脳震とう気味だったクラマーがプレー続行不可能となり、シュールレとの交代を余儀なくされる。だがその直後、ドイツはミュラーが左サイドを突破してチャンスメーク。折り返しにシュールレが合わせるが、これはGKロメロに阻まれた。
前半アディショナルタイム、ドイツはビッグチャンスを手にする。クロースの右CKに、飛び込んできたヘヴェデスが豪快なヘッドで合わせるが、ボールはポストを直撃。こぼれ球がミュラーに当たり、ロメロに抑えられる。試合はスコアレスのまま前半終了を迎えた。
後半開始からラベッシに代えてアグエロを投入したアルゼンチンは、直後の47分にメッシに決定機。ビリアのスルーパスに反応し、ペナルティーエリア内左から左足で狙うが、シュートはポストの横へとそれる。
56分には、裏に抜けかけたイグアインにノイアーが反応。ペナルティーエリアの中か外か微妙なところで、ノイアーがパンチングでクリアする。主審はエリア内のプレーと判断し、PKにならない。
試合は徐々にこう着し、ドイツがやや押し気味ながら、ともに決定機をつくれず、時間が過ぎていく。サベジャ監督は78分にイグアインを下げてパラシオを、86分にはペレスに代えてガゴを入れ、90分のうちに交代枠を使い切る。一方のドイツは88分、クローゼに代えてゲッツェを入れた。
得点が生まれないまま後半を終え、迎えた延長戦。ドイツは立ち上がりの91分、いきなりペナルティーエリア内に侵入したシュールレに絶好機が訪れるが、シュートはロメロの壁を破れない。
一方のアルゼンチンも97分、左からのクロスがペナルティーエリア内のパラシオに渡り、ビッグチャンスに。だが、飛び出すノイアーの頭上を越すループシュートは、枠をとらえなかった。
延長戦も後半に入り、PK戦に突入するかと思われた113分、ついに均衡が破れる。左サイドを単独で突破したシュールレがクロスを入れると、ペナルティーエリア内左でゲッツェが胸トラップし、左足を振り抜く。このシュートがネットを揺らし、ドイツがついに決定的な先制点を手にした。
土壇場で失点したアルゼンチンは、人数をかけて前に出るが、ドイツの必死の守備を崩すことができず。終了間際のメッシのFKが枠を外れ、タイムアップの笛が鳴ると、選手たちはがっくりとうなだれる。
終了間際にエジルを下げ、メルテザッカーを入れて逃げ切ったドイツは、24年ぶりの歓喜。南米開催のW杯で、欧州勢として初となる優勝という歴史的快挙を成し遂げた。
via goal.com
・whoscored.com
・sky sports
・ESPN
・夢のW杯優勝に歓喜するドイツ(喜びの声): uefa.com
◇ドイツのW杯優勝が必然だった6つの理由
http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140714/211834.html?view=more
◇ドイツを優勝に導いた理想と現実の“バランス”。アルゼンチンを上回った“総合力”
http://www.footballchannel.jp/2014/07/14/post46658/
◇スペイン式ポゼッションのさらに先へ。“未来のサッカー”でドイツがW杯制す。
http://number.bunshun.jp/articles/-/821255
◇後を絶たない“ノイアーこそ真のMVP”との声 走行距離が物語る今大会での活躍
ブラジルW杯はドイツの優勝で幕を閉じた。大会MVPにあたる「ゴールデンシューズ賞」には準優勝のアルゼンチンからFWメッシ(27)が選ばれたが、最優秀GKに送られる「ゴールデングローブ賞」に輝いたドイツの守護神ノイアー(28)こそが真のMVPとの声が世界中から後を絶たない。驚異的ともいえる走行距離が今大会での活躍を物語っている。
FIFA公式サイトのデータによれば決勝120分でのノイアーの走行距離は6・98キロ。アルゼンチンGKロメロの4・23キロであり、いかにノイアーが動いているかが分かる。ドイツの特徴であるハイプレスをかけるためには高いDFラインが不可欠だが、裏には広大なスペースができてしまう。ここを埋めたのがノイアーの“もう一人のDF”としての動きで、今大会何度も果敢な飛び込みでピンチの芽を摘み取った。ノイアーの存在により、ドイツのサイドバックは安心して攻撃参加が可能となり、攻守にチームを支えた。
足元の技術もフィールドプレイヤー並みにあり、DFとのボール回しにも難なく加われる。1次リーグのアルジェリア戦では実にタッチ数の36%がペナルティーエリア外だった。キャッチングも優れているが、大会で活躍したコスタリカ代表GKナバス(27)らほど派手なスーパーセーブは見せていない。これは事前のDFへの指示(コーチング)でシュートを打たせる前に準備ができているため。今大会の失点わずか4という結果がすべてを物語っている。
GKとしての高い基礎能力に加え、攻守に活躍するフィールドプレーヤーとしての能力も兼ね備える。現代サッカーにおけるGKの一つの理想形を見せたノイヤー。「GKの大会」と呼ばれるほどGKの活躍が目立った今大会でもその活躍は一枚上だった。2012-2013年のバイエルン・ミュンヘンでの欧州チャンピオンリーグ制覇に続き、代表でも栄冠に輝いたことで、名実ともに世界最高のGKを印象づけた。
via http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/2014brazil/289645/
◇ドイツのW杯制覇に大貢献のGKノイアー、なんと7試合でメッシ以上のパスを通していた!
http://qoly.jp/2014/07/14/manuel-neuer-record-more-than-pass-messi-world-cup-7-games
◇独代表MFゲッツェが見せた、W杯直前に離脱した親友ロイスへの思い
13日、ブラジル・ワールドカップ決勝が行われ、ドイツ代表は延長戦の末1-0でアルゼンチン代表に勝利し、24年ぶり4度目の優勝を果たした。
試合後のセレモニー中、感動的な出来事があった。決勝点を決めたマリオ・ゲッツェの手には、背番号21『REUS』と書かれた同国代表ユニフォームが握りしめられていた。
マルコ・ロイスは、ドイツ代表がブラジルへ旅立つ前日、6月6日に開催された親善試合対アルメニア戦で左足首のじん帯を部分断裂し、夢を目前にしながらチームを離れた男。公私共に仲が良いとされる同選手への気遣いが、そこには表れていた。
これについてドイツ紙『ビルト』も「鳥肌ものだ。『君の存在は僕らと共にある。僕らは君のためにタイトルを獲ったんだ』という意味が込められている」と、ゲッツェの行為を称賛している。
それから数時間後、当の本人ロイスはツイッターを更新。
「チームのみんな、おめでとう!夢がついに叶ったね。そして兄弟よ、君がしてくれたことには本当に感謝している」というコメントと共に、ゲッツェが自身のユニフォームをカメラに見せている写真を掲載した。
現在ロイスは復帰を目指し、所属クラブのドルトムントでリハビリに励んでいる。
via http://www.soccer-king.jp/news/world/wc/20140715/212023.html?view=more
◇W杯ドイツ優勝から一夜、世界の各紙一面まとめ
http://samuraigoal.doorblog.jp/archives/39856424.html
◇あと一歩届かなかったW杯制覇の夢…その悲しみと誇りを伝えたアルゼンチン紙まとめ
http://qoly.jp/2014/07/15/argentina-newspapers-after-lost-against-world-cup-final-2014
・ドイツ対アルゼンチン、各国選手の妻・彼女たちもワールドクラスの美女揃い!
http://nama-soku.doorblog.jp/archives/9699642.html
・W杯優勝記念!ドイツ代表選手の恋人の写真をただひたすら集めてみた
http://qoly.jp/2014/07/14/germany-player-wags