◇バルセロナ、ルイス・スアレス獲得を正式発表 移籍金8100万ユーロで合意の模様
バルセロナは11日、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(27)獲得に関して、リヴァプールと合意に至ったことを発表した。
バルセロナは公式HPで、次のような声明を伝えている。
「バルセロナとリヴァプールはL・スアレスの移籍に関して合意に至りました。選手はメディカルチェックと5年契約の締結、また新選手としてのお披露目のため、来週にバルセロナに赴きます」
『スポルト』、『ムンド・デポルティボ』といったカタルーニャのメディアによれば、バルセロナはリヴァプールに移籍金8100万ユーロを支払う模様。なおL・スアレスはイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに対するかみつき行為によって、9試合の代表戦出場停止、4カ月のサッカーに関する活動の停止、10万スイスフランの罰金という処分をFIFAから科されている。バルセロナの練習及び試合に参加できるのは、10月下旬以降となる見込みだ。
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・L・スアレス、リーガ移籍金ランクでトップ4入り ネイマール、C・ロナウド、ベイルに次ぐ額
バルセロナ加入が決定したウルグアイ代表FWルイス・スアレスだが、この移籍オペレーションはリーガエスパニョーラにおいて4番目に高額なものとなったようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
リーガ史上最も高額であった移籍オペレーションは、バルセロナのFWネイマール獲得であったとされる。バルセロナが当初5700万ユーロ(約79億円)と発表した同オペレーションは、不正疑惑などによって合計で1億1700万ユーロ(約161億円)に上ると見られている。
ネイマールの移籍オペレーションの次に高額であったのはレアル・マドリーのFWクリスティアーノ・ロナウド獲得で、同クラブはマンチェスター・ユナイテッドに移籍金9600万ユーロを支払った。また3番目が昨夏の市場におけるマドリーのMFガレス・ベイル獲得で、こちらは移籍金9100万ユーロ(約132億円)でトッテナムと合意に至ったとマドリー側が公表している(イギリスメディアでは1億ユーロ=約137億円と報道)。
そしてL・スアレスの移籍について、バルセロナはリヴァプールに8100万ユーロ(約112億円)を支払うと報じられており、これは上記の3選手に次ぐ獲得費となる。ここ数年にわたって、予算5億ユーロ前後を計上しているバルセロナ&マドリーだが、移籍市場でもその強大さを誇示している格好だ
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◇アーセナル、アレクシス獲得を正式発表 移籍金は3500万ポンド(およそ61億円)か
アーセナルは10日、クラブの公式ウェブサイトで、バルセロナからFWアレクシス・サンチェス(25)を獲得したことを発表した。長期契約とのみ発表されており、移籍金は公表されていない。
2011年夏にバルセロナに加入したアレクシスは、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ、UEFAスーパーカップ、クラブ・ワールドカップ(W杯)など、多くのタイトルを獲得してきた。チリ代表ではエースを務め、この夏のW杯でも活躍。ベスト16進出へとチームを導いている。
アレクシスは10日にロンドン入りし、メディカルチェックをクリア。無事契約に至った。これからバカンスを続け、チームとの合流は7月末になるとのこと。アーセナルは、初登場が8月2日と3日に行われるエミレーツ・カップになる予定と明かしている。
移籍金は公表されていないが、イギリス『BBC』や『スカイ・スポーツ』は、3500万ポンド前後と報じている。また背番号について、クラブは『インスタグラム』で近く発表すると明かした。
アレクシスはクラブの公式ウェブサイトで、次のように喜びを表している。
「アーセナルに加わることができて、すごくうれしいよ。アーセナルには素晴らしい指揮官がおり、ファンタスティックなチームがある。世界中ですごくサポートされていて、ロンドンには見事なスタジアムがある」
「新しいチームメートたちと会って、アーセナルのためにプレミアリーグやチャンピオンズリーグでプレーするのが楽しみだ。アーセナルのためにベストを尽くす。すべてのサポーターを幸せにしたい」
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